日本通運の現地法人である日通国際物流(中国)有限公司と欧州日本通運有限会社は、2月から中国蘇州発・欧州向け鉄道定期便サービスを開始した。
蘇州西駅を利用する新サービスは、蘇州鉄道運行事業者とのスペース契約によって、大量かつ柔軟なスペース確保が可能となっている。毎週(日)に蘇州西駅を出発したのち、内モンゴル自治区の満州里を経由してシベリア鉄道でポーランドMalaszewiczeと独のHamburg/Duisburgに向け運行される定期便サービスを提供する。
日通は、現在の船舶スペースが不足している状況により国際鉄道輸送の需要が急増していることを受け、中国→欧州の鉄道定期サービスで新路線を開始したとしている。今後は欧州発・蘇州向けの東行便の開発も進めていく。