Kuehne+Nagel(K+N)は2月22日、アジア太平洋地域を代表するフォワーダーであるApex International Corporationを買収する契約を締結したと発表した。競争法当局の承認を前提とするもの。
2001年に中国で設立されたApexは現在、約1600名の従業員を擁し、年間売上高は21億スイスフラン(約2444億円)以上で、昨2020年には約75万トンの航空貨物と19万TEUの海上貨物を取り扱った。
K+Nではアジア太平洋を重要市場と位置付けており、同社としては最大規模となるApex買収により、特にアジアでeコマース分野が強化されるほか、ハイテクやeモビリティ分野も競争力を増すとしている。
なお、ApexはK+Nグループの傘下となった後も、従来どおり独自に事業を展開するとしている。