日新は3月2日、東京都大田区平和島で建設を進めていた「平和島冷蔵物流センター」(写真)が竣工したと発表した。
同センターは東京港・羽田空港に至近のため、輸出入貨物の取り扱いに適した立地であるとともに、都心・首都圏全域への交通アクセスもよいとしている。
同センターでは、自然環境に配慮して自然冷媒冷凍機を導入しているほか、トラック待機時間の削減やCO2排出削減を目的としたトラック予約受付システムを導入。また、BCP対策として屋上に非常用発電機を設置した。
日新は、「食品物流に対するニーズはますます高まることが予想されている。新センターには、日新の食品物流事業の一翼を担う拠点として期待を寄せている」としている。
■平和島冷蔵物流センター
所在地:〒143-0006 東京都大田区平和島3-2-9
敷地面積:6186m2/ 延床面積:1万8326m2
収容能力:2万6341冷蔵トン
(F 級:1万8960冷蔵トン、C&F 級:7381冷蔵トン)
主要設備:高効率自然冷媒(NH3、CO2)冷凍機/移動ラック/検品室/
接車バース(18レーン)/非常用発電機/トラック予約受付システム
