自動車船/RoRo船のWallenius Wilhelmsen(WW)はこのほど、コールドレイアップ(エンジンを完全に停止し、乗組員を全員下船させる係船)している自動車専用船3隻を、ことしの6〜7月にサービスに復帰させると発表した。
WWは昨年春から15隻をコールドレイアップしたが、ことし第1四半期(1〜3月)にそのうちの9隻を再稼働しており、今回、需要の増加と定期用船の増加率や容量の不足に対応して、さらに3隻を復帰させる。
同社は残りの係船についても、年内に解除して船隊をフル稼働させる可能性もあるとしている。
WWのCraig Jasienski・CEOは「当社の事業の一環として、ニーズと変化する市況に合わせて艦隊を調整することができる」とコメントした。