CMA CGMグループはこのほど、LNG(液化天然ガス)燃料を主燃料とする1万5000TEU型コンテナ船6隻を米国向けサービスに投入すると発表した。
米国で開催されたTPMカンファレンスで同グループのRodolphe Saade会長兼CEOが明らかにした。
CMAではことし10月から順次デリバリーされるLNG燃料の1万5000TEU型コンテナ船6隻を、中国〜Los Angeles間を運航するPearl River Express(PRX)に投入するとしている。22年末までには6隻すべてが就航する予定。
同社は現在、12隻のLNG燃料のコンテナ船を運航しているが、2022年までには同タイプの船隊を32隻に拡大する。
これらLNG燃料船就航は、CMAグループが掲げる2050年までのカーボンニュートラル目標達成への第一段階と位置付けられている。