ヤマトホールディングスは3月3日、ヤマトアジア(株)のタイ合弁会社SCG Yamato Expressが、小口保冷配送サービスに関する国際規格であるISO23412:2020(以下、ISO23412)の認証を、タイで物流業者として初めて、1月9日付けで取得したと発表した。
ISO23412は昨20年5月に発行されたISO規格で、小口保冷配送のうち、荷物の積み替えを伴う輸送形態を対象とする国際規格。車両に搭載されている保冷庫などの空間の温度管理を中心に、配送中の積み替え作業に関する要求事項が規定されている。
SCG Yamatoは2017年からタイで保冷宅配便サービスを行っており、18年には同じ小口保冷配送の国際規格PAS1018(17年2月策定)の認証を取得し、ニーズの増加に応えてサービスエリアを拡大してきた。
写真は2月25日に行われた認証書授与式で、左から二人目が認証機関BSIタイランドのBookkhalakorn Chaideeゼネラルマネジャー、三人目がSCG YamatoのOranee Pensirisombun社長、右端が山崎栄・副社長。
