TOPページ
川崎汽船のLNG燃料自動車専用船Century Highway Greenが竣工
 (3/19) Sealandが専用電話PINコード導入
 (3/12) 2Mが東西航路を改編、欧州・アジア・北米振り子配船を分離

川崎汽船のLNG燃料自動車専用船Century Highway Greenが竣工

 川崎汽船(KL)はこのほど、多度津造船で建造していた液化天然ガス(LNG)を燃料とする自動車専用船Century Highway Green(写真)が竣工し、3月12日に引き渡されたと発表した。

 同船はKLが運航する自動車船として初のLNG燃料船で、全長199m/幅37m/7万3515総トン、2439m3のLNG燃料タンクを搭載し、最大で乗用車7080台の積載が可能。従来の重油燃料船と比較して、CO2の排出量が25〜30%、窒素酸化物(NOx)の排出が80〜90%それぞれ削減されるほか、硫黄酸化物(SOx)の排出をほぼ100%抑えた次世代型環境対応船に設計されている。

 また同船には、KLを含む4社が出資するセントラルLNGマリンフューエルが運航する日本初のLNGバンカリング船かぐやによって、Ship to ShipのLNG供給が行われている。

Last Updated : 2021/03/19