日新は3月16日、東京本社でロシア鉄道東京事務所の代表らによる訪問を受け会談、極東〜欧州を結ぶ海上/航空に次ぐ第3の輸送手段であるシベリア鉄道の利用促進に向けて双方が協力することで合意したと、3月17日に発表した。
ロシア鉄道の東京事務所はことし2月1日にオープンし、元大阪ロシア連邦総領事のオレグ・リャボフ氏(写真左から1人目)が初代代表として着任している。今回、同氏らと日新の渡邊淳一郎専務(同3人目)および枡田建二郎常務(同4人目)が面談したもの。
会談では、日本を含めた各国でCO2排出削減に向けた取り組みが進む中、鉄道は船や飛行機と比べ環境に配慮した輸送手段であることを確認し、今後、環境対策に積極的に取り組む荷主企業に対して、ともにシベリア鉄道の利用促進に向けた案内を行っていくことで合意したとしている。
