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Hapag-Lloydがアフリカ航路の蘭NileDutchを買収
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Hapag-Lloydがアフリカ航路の蘭NileDutchを買収

 Hapag-Lloyd(HL)は3月18日、オランダのコンテナ船社NileDutch Investments B.V.と同社の全株式を取得する売買契約を結んだと発表した。買収額や条件は公表されていない。

 NileDutchは西アフリカ航路に40年以上の実績があり、現在、世界85ヵ所のネットワークを持ち、オランダ/ベルギー/フランス/シンガポール/中国/アンゴラ/コンゴ/カメルーンなど16ヵ所に自社オフィスを構えている。従業員は世界で350人。

 同社はオランダのRotterdamに本社を置いて、欧州/アジア/中南米と西アフリカ/南アフリカ間に、10ループの定期サービスを運営し、約8万TEUの船腹量を運航している。

 HLはNileDutchを買収することで、西アフリカ市場で存在感を向上させるほか、自社のグローバル・ネットワークにより西アフリカと世界中とをつなぐことにより、新たなビジネス展開を図る。

 NileDutch買収は関係する競争法当局の承認を経て完了する。

Last Updated : 2021/03/19