日本海事センター・企画研究部がこのほど発表した財務省貿易統計に基づく「日本〜中国間の2021年1月コンテナ荷動き」によると、日本発の往航が前年比23.5%増の65.6万トンで7ヵ月連続のプラスとなった。
品目別では上位10品目のうち「木材パルプ、古紙、板紙など」が43.5%減となったが、そのほかの9品目が前年比プラスとなった。このうちシェアの大きい「プラスチック及びその製品」が49.8%増、「機械類」が19.9%増、「銅及びその製品」が80.4%増と、荷動き量が大きく伸びている。
一方、中国発の復航は15.9%減の170.1万トンで9ヵ月連続のマイナス。品目別では上位20品目すべてが前年比マイナスとなった。
