日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2021年1月コンテナ荷動き」は、アジア発の往航が前年比4.9%減の147.3万TEUで2ヵ月連続のマイナスとなった。
1月往航のアジア積みは、中華地域(中国、香港)が5.4%減、北東アジア(日韓台、極東ロシア)が2.4%減、東南アジアが4.3%減と全地域でマイナスとなっている。
一方、欧州発の復航は3.3%減の60.9万TEUで3ヵ月ぶりのマイナス。アジア側の揚げ地は、中華地域が7.0%減、東南アジアが1.3%減となったものの、北東アジアは4.8%増のプラスであった。
