中国船社China United Lines(CUL)が、4月から日本〜台湾・華南・東南アジア間コンテナサービスに新規参入する。日本総代理店にはベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパンを起用している。
CMA CGMグループのアジア域内船社CNC Lineの3ループからのスロット・チャーターでサービスを開始するが、将来的には自社船を投入したサービス展開も視野に入れている。
CULがスロットを利用するのは次の3ループ。
■JTX:東京/横浜/名古屋/大阪/神戸〜基隆/台中/高雄/香港。
第1便は東京4/6寄港。
■JPX:東京/横浜/名古屋/神戸〜Singapore/Port Kelang〜東京。
第1便は東京4/12寄港。
■JTVS:東京/横浜/名古屋〜南沙/蛇口〜Laem Chabang/Hochiminh〜高雄〜東京。
第1便は東京4/5寄港。
CULは2005年に上海で設立され、中国の内航、中台航路を主体に運航してきたが、最近は東南アジア航路やブラジル航路にもサービスを拡大している。