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Wan Haiが新造船3隻の命名式をリモートで開催、同時に慈善寄付も
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Wan Haiが新造船3隻の命名式をリモートで開催、同時に慈善寄付も

 Wan Hai Lines(WH)は、3月24日に新造船3隻(Wan Hai 327/Wan Hai 328/Wan Hai 329)の命名式を開催した。命名式は新型コロナウイルス感染防止の観点から、リモート方式で行われた。

 今回受領した3隻は、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)に発注している3055TEU型8隻のうちの第6、7、8船で、山發日本の藍瓊娥・代表取締役副社長、キヤノン・ロジスティクス企画部主席の丹澤俊夫主席夫妻、ニトリ・貿易改革室室長の白取満夫妻によりそれぞれ命名された。

 同シリーズは全長203.5m、全幅34.8m、エクストラ・ワイドビーム設計となっていて、最もコンパクトな3000TEUクラスの船舶のひとつ。載貨重量は3万7160トン、喫水11.5m、最大巡航速度は21.6ノットとなっている。シリーズ船3隻の設計理念は、エネルギー効率と環境に配慮しており、WHのすべての新造船は「スマートシップ」表記が認定されている。

 Wan Hai 327は3月26日にJMU呉造船所を出航後、中国、マレーシア、インド間のサービスに投入される。

 また、WHでは新造船命名式とともに、社会的に弱い立場にある高齢者、子供達、そして若者達を支援することに専念している3つの団体、一般社団法人まめな、社会福祉法人・呉市社会福祉協議会、社会福祉法人・青少年福祉センターへの慈善寄付を行った。

 WHはチャリティーイベントについて、「当社のモットーである“We carry, we care.”の一部を表している。当社は企業の社会的責任を果たし、顧客に質の高いサービスを提供し、社会に愛情をもたらすことを約束する」とコメントしている。

Last Updated : 2021/04/02