依然として混雑が続くLos Angeles(LA)/Long Beach(LB)港だが、コンテナ取扱量が急増している。
LA/LB両港では昨年後半以降、コンテナ取扱量が増え続けているが、ことしに入ってもその勢いは衰えていない。
直近3月におけるLA港のコンテナ取扱量は、前年同月比113.0%増の95万7599TEUで、同港の3月単月として過去最高を更新した。
内訳は輸出(実入り)が前年同月比1.5%増の12万2899TEU、輸入(同)が同122.5%増の49万115TEUで、空コンテナ(輸出入)は同218.6%増の34万4585TEUに達した。
LA港のGene Serokaエグゼクティブ・ディレクターは、「より多くの米国人がワクチン接種を受け、企業のビジネスが再開し、経済が活性化されるにつれ、消費者は目まぐるしいペースで商品を購入し続けている」と指摘。 輸入貨物の増加や労働力不足による港湾混雑については、「総じて、沖合で待機しているコンテナ船の数を大幅に減らすことができた」と述べた。
一方のLB港でも、3月は前年同月比62.3%増の84万387TEUとなり、月間で過去最高となった昨20年12月の81万5885TEUを上回った。
このうち、輸出(実入り)は同3.9%減の13万9710TEUと前年を下回ったものの、輸入(同)は同74%増の40万8172TEUと急増した。また、空コンテナは同112.5%増の29万2505TEUとなっている。
LB港のMario Corderoエグゼクティブ・ディレクターは「消費者は、運動器具/オフィス用品/住宅改修品などを購入するためにeコマース(EC)に目を向けている」としたうえで、「関係者と協力して、この前例のない貨物需要に対応していきたい」とコメントしている。
両港では、輸出が昨年から大きな変動がなかった一方で、輸入が急増。さらに空コンテナの取り扱いも両港とも2倍を超える伸び率となっている。
米国経済は依然として回復モードにあり、港湾におけるサプライチェーンの労働力を十分に確保することが重要になるとしている。