日本郵船(NYK)、商船三井(MOL)、川崎汽船(KL)の邦船3社はこのほど、2021年3月期(20年4月〜21年3月)の連結決算を発表した。
経常利益を見ると、NYKは前年比4.8倍の2153億円、MOLは同2.4倍の1336億円、KLは同12倍の894億円となり、3社揃って大幅な増益となっている。
3社コンテナ船事業の統合会社ONEの業績が大きく改善したことが、3社の業績を押し上げている。
表は3社の2021年3月期実績(上段)と2022年3月期通期予想(下段)。
21年3月期の営業利益はNYKは黒字だが、MOLとKLは赤字だった。一方、親会社株主に帰属する純利益は3社とも黒字で、NYKは前年比4.5倍、MOLは同2.8倍で、とりわけKLは21倍で過去最高となった。
なお、22年3月期の経常利益予想は3社とも黒字としているが、高騰しているコンテナ運賃は軟化すると見て、21年3月期比では25〜50%の減益を見込んでいる。カッコ内は前年比増減率、▲はマイナス。
