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北米混雑:LA/LBは混雑続くもカナダは改善、40'シャーシが慢性不足
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北米混雑:LA/LBは混雑続くもカナダは改善、40'シャーシが慢性不足

 Hapag-Lloydが、北米向け貨物輸送の最新状況を5月26日に発表した。それによると、5月21日時点で、Los Angeles(LA)/Long Beach(LB)港の沖合で入港待ち(停泊)しているコンテナ船は22隻で、両港では依然として混雑が改善せず、この状況は今夏まで続くと見込まれている。

 引き続き顧客によるCOD(揚げ地変更)や予定外のコンテナ搬出は制限がかけられている。その一方で、トラック混雑は解消に向かいつつあるとしている。

 また、Oakland港では、San Francisco湾に沖待ちしているコンテナ船は20隻となっている。OICT(Oakland International Container Terminal)の5バースのうち、休止していた1バースが5月末から利用可能になり、新たに3基のガントリークレーンが稼働する予定。しかし、LA/LB港をう回した貨物が集まり、輸入貨物は前月比50%増加し、港湾混雑は続いている。

 同じ北米西岸のカナダVancouver港ではすべてのヤードで輸入貨物量が増加しているものの、荷役の生産性が向上しつつあり、遅延は平均2〜4日まで短縮されているとしている。また、Prince Rupert 港でも荷役の生産性向上により、船舶スケジュールの遅延は発生していない。

 米東岸諸港では、New York/New Jersey港は2隻、Savannah港は7隻のコンテナ船が沖待ちしている状況にあるとしている。両港ともバースの逼迫はなく、搬出荷役は安定しているようだ。

 一方、鉄道輸送については、輸入の急増とトラックドライバーの不足などにより需要が増加し、一部区域で貨車およびキャパシティが制限されている。またコンテナ・シャーシについては40'シャーシが慢性的に不足していて、顧客には、早期の対応と迅速なコンテナ引き取りが求められている。

Last Updated : 2021/05/28