CMA CGMは5月20日、バイオメタン燃料を使用した輸送サービスの提供を開始すると発表した。
同グループの欧州フィーダー船社Containershipsの運航船にバイオメタン燃料を使用。環境負荷低減を重視した輸送サービス“ACT with CMA CGM ”として顧客向けの販売を開始する。
バイオメタンはバイオガス(有機性廃棄物や植物廃棄物などを発酵させて得られる可燃性ガス)を精製してメタン濃度を90%以上にし、化石燃料の天然ガスに近い形にしたもので、広く天然ガス市場(運輸、電力など)に利用できる。
CMA CGMはことし4月、バイオメタンの生産設備に出資し、1400TEU型コンテナ船2隻の年間燃料消費量に相当する年間1万2000トンの船舶用バイオメタンを確保した。
同社は、バイオメタンを利用することで輸送バリューチェーン全体ではCO2排出量を最大67%削減することが可能としている。