日本郵船(NYK)は6月7日、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2021」に選ばれたと発表した。
NYKは今回、船上電子通貨“MarCoPay”の実用化/自動車専用船の運航スケジュール策定支援システムの開発/新造船の建造契約における実海域性能保証の導入/自動車専用船による世界初の有人自律運航実証実験の実施/「NYKデジタルアカデミー」での人材育成、などについて主に評価を受け、DX銘柄に選定されたとしている。
同銘柄は2020年に、それまでの「攻めのIT経営銘柄」が改組されたもので、NYKはこれに2016年度・17年度と選定されており、経産省/東証からDXに関する評価を受けるのは今回が3回目となる。