Hapag-Lloydは6月7日、就航済み大型コンテナ船として世界で初めて、重油燃料船からLNG燃料船に換装したBrussels Express(1万5000TEU)が改装後初めて、前週末に母港Hamburgへ寄港したと発表した。
同船はHapagと事業統合した中東船社UASCが、LNG燃料船への転換可能な仕様で建造した17隻の大型コンテナ船のうちの1隻で、旧船名はSajir。
同船は昨年9月から上海華潤大東船務で、1300トンのLNGタンクの船内搭載などの工事が行われた。
今回の運航ではさまざまな検証を行っており、完全なLNGバンカリングは次航のSingaporeで行うことにしている。将来的には1航海中にSingaporeとRotterdamでLNGバンカリングする計画。