日本通運は6月16日、中国現地法人の上海通運国際物流有限公司(以下、上海通運)が、上海へ到着する輸入海上混載貨物へのコロナウイルス対応型消毒サービスを5月18日に開始したと発表した。
日本発(東京・名古屋・大阪・神戸・博多・門司)をはじめ、香港/フィリピン/タイ発など各国からの輸入海上混載貨物について、上海通運のCFSで貨物外装への噴霧器を使用した消毒サービスを提供するもの。消毒証明書の発行も可能としている。
なお、当該CFSでの支払いについてはキャッシュレスサービス(WeChat/Alipay)が利用できる。
日通は、「世界各国で新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、貨物にウイルスの付着が確認される事例が報告されており、配達前貨物に対する消毒サービスのニーズが高まっている。消毒サービスと合わせてキャッシュレス決済を導入することにより、人と人の接触を極力排した“ウィズコロナ対応型CFS”による安全・安心のサービスを提供する」としている。