商船三井(MOL)、商船三井ロジスティクス(MLG)と日本コンセプトは3社共同で、6月にMOLロジスティクス・タンクコンテナ株式会社(以下、MLGTC)を設立する。
MLGTCを日本コンセプトの海外代理店業務の統括会社としてアジア地域を手始めに、タンクコンテナ輸送事業に関する業務提携を拡大し、深化を図る。
MOLはタンクコンテナによる化学品や液体貨物の国際物流会社である日本コンセプトと2018年に資本業務提携し、MOLは日本コンセプトの発行済株式の15%を取得している。
また、MOLグループのロジスティクス事業会社MLGは、メキシコ/ミャンマー/ベトナムで日本コンセプトの海外代理店業務を実施している。
MLGTCの設立により、MLGがタイ/中国/インドなどアジア主要国で順次、代理店の引き受けを拡大する。また、日本コンセプトのドア・ツー・ドアの国際複合一貫輸送サービスに、MOL・MLGのネットワーク力を生かし、相乗効果の極大化を図る。
■MOLロジスティクス・タンクコンテナ(株)
住所:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-3
代表者:東郷修平氏
資本金:900万円
株主:日本コンセプト 34%、MOL 33%、MLG 33%