国際自動車流通協議会(iATA)の発表によると、21年5月の日本の中古車輸出は前年同月比116.5%増の10万9171台で前年同月から倍増した。前20年に新型コロナウイルス禍で急激に荷動きが落ち込んだことからの反動増によって、4月に続き2ヵ月連続でプラスとなった。
仕向地別では、主要30ヵ国のうちパキスタンとコンゴ以外は前年同月比プラスだった。上位5ヵ国は首位に返り咲いたロシアが61%増、2位のニュージーランド(NZ)も277%増と4倍近く増加した。またトップから3位に転落したUAEは39%増であったが、1万台を割り込んでいる。21年1〜5月の累計は49万6575台(前年比24.0%増)となっている。
