日新が横浜港本牧埠頭のA突堤に建設していた“横浜重量物梱包センター”（写真）がこのほど竣工し、7月1日に開業した。

　日新では京浜地区における輸出事業の中核拠点と位置づけている。

　同センターは横浜港内にあって、首都高速湾岸線や国道357号線などにより、首都圏全域への交通アクセスがよい。設備面では定格荷重80トンの天井クレーンを導入し、より大型で重い輸出貨物の梱包・荷役作業が可能となっている。また、奥行き25m×全幅96mの大庇により雨天時でも荷役作業が可能。

　そのほか、直結する公共岸壁を活用することにより、センターの敷地前面でのはしけ・在来貨物船の荷役が可能で作業効率が向上している。

■（株）日新 横浜重量物梱包センター
　住所：〒231-0811 横浜市中区本牧ふ頭 8-114
　敷地面積：1万4974m2／延床面積：1万85m2
　構造：鉄骨造・平屋建て