Hapag-LloydとOcean Network Express(ONE)はこのほど、ブロックチェーン(分散型台帳、BC)技術を活用した貿易プラットフォームTradeLensとのシステム連携を完了した。
TradeLensはA.P. Moller-MaerskとIBMが共同開発し、2018年央から稼働開始したデジタル・プラットフォームで、HapagとONEは19年に参加を表明していた。
接続済みのMaersk/MSC/CMA CGMと合わせて、TradeLensへの連携コンテナ船社は5社に拡大した。プラットフォームを介して、荷送人/荷受人/フォワーダーと船社は、ドキュメントの電子化や輸送情報のリアルタイムなトレースが可能になるほか、船積み手続きや書類作成に関してデータを共有し、当事者間でやり取りすることができる。
現在、TradeLensに参加しているのは大手船社10社、300以上の組織、600以上のコンテナターミナルなどとなっている。