Hapag-Lloyd(HL)は7月8日、オランダのコンテナ船社NileDutch Investments B.V.の全株式を取得して、買収を完了したと発表した。
HLは3月にNileDutchと買収で合意したことを明らかにし、関係する競争法当局の承認を経て買収作業を実施するとしていた。
NileDutchは西アフリカ航路に40年以上の実績がある。本社はオランダのRotterdamで世界85ヵ所にネットワークを持ち、オランダ/ベルギー/フランス/シンガポール/中国/アンゴラ/コンゴ/カメルーンなど16ヵ所に自社オフィスを構えている。
現在、欧州/アジア/中南米と西アフリカ/南アフリカ間に、7つの定期航路を運営し、約8万TEUの船腹量を運航している。買収完了によりNileDutchの約320名の従業員はHLへ移る。2021年末までに主要な事業の統合作業が完了する予定。