川崎汽船(KL)は7月20日、JFE スチール(株)と液化天然ガス(LNG)を主燃料とする21万重量トンのケープサイズバルカーの長期連続航海契約を締結したと発表した。KLのばら積み運搬船では初のLNG燃料船で、日本シップヤードへの発注を予定している。2024年前半に竣工予定。
同船は11万800総トンで、全長299m、全幅50m、深さ25m、喫水18m、載貨重量が21万トン。LNGを使用することにより、従来の重油使用と比較して、温室効果ガスのCO2の排出を25〜30%、大気汚染の原因となる硫黄酸化物の排出をほぼ100%、窒素酸化物の排出を約 85%、それぞれ削減を見込む。また、風力を利用した自動カイトシステムSeawingの搭載を計画している。画像は完成イメージ。
