国際自動車流通協議会(iATA)の発表によると、21年6月の日本の中古車輸出は前年同月比41.8%増の10万8745台であった。中古車輸出はことし4月から、前年の新型コロナによる急激な貨物減からの反動増によって、大幅な荷動き増加が続いており、3ヵ月連続でプラスとなった。
仕向地別では、主要30ヵ国のうちモザンビークとボツワナを除いて前年同月比プラスであった。上位国はニュージーランド(NZ)が76%増、ケニアが57%増、チリが92%増と大幅なプラスとなった。一方、1位ロシアは9%増、3位UAEは7%増と1桁プラスにとどまった。21年6月までの累計は60万5320台(前年比26.9%増)となっている。
