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T.S. Linesが単独で華北〜豪州を開設、既存の共配サービスと2ループ化
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T.S. Linesが単独で華北〜豪州を開設、既存の共配サービスと2ループ化

 徳翔海運(T.S. Lines)は7月中旬、独自に華北〜豪州コンテナ航路CA2を開設した。

 CA2は青島/寧波/上海/南沙〜Sydney/Melbourne/Brisbane〜青島の寄港ローテーションで、42日ラウンドの定曜日ウイークリー・サービスを提供する。

 同社が中国船舶工業集団(CSSC)グループの黄埔文沖造船で建造中の2700TEU型2隻の第1船となるTS Nanshaが、新設されたCA2に投入されている。新造2700TEU型の2番船もことし9月のデリバリー後、CA2に就航することになっている。

 T.S. Linesは従来、中国・台湾〜豪州間の協調配船サービスCATを、寧波/上海/蛇口/高雄〜Melbourne/Sydney/Brisbane〜高雄/寧波の寄港ローテーションで運営している。

 7月半ばから、新たにCA2サービスが加わったことにより、同社の中国〜豪州航路は2ループ・週2便にグレードアップしている。

 また、T.S. Linesは同造船所に1900TEU型×4隻を発注済みで、2022年7月からデリバリーが開始される予定だが、今回、これとは別に1900TEU型×1隻を追加発注したことを明らかにした。同船については2023年5月のデリバリー予定となっている。

Last Updated : 2021/07/30