OOCL Logisticsは中国・西安と米国東岸をユーラシア鉄道と大西洋航路で結ぶ複合一貫輸送サービスを開設し、第1便が8月4日に西安から出発した。
同社ではアジア〜北米コンテナ航路の需給逼迫に対応して、サプライチェーンの確保を目的に新たなレール&シーの一貫輸送サービスを構築した。
新サービスは中国・中部の西安からKaliningrad(バルト海沿岸のロシアの飛び地)まで、ブロックトレーンで輸送し、Kaliningradから独Bremerhavenへ海上フィーダーを利用して、さらに同港からOOCLの大西洋航路で、New York/Charleston/Savannahなどの米国東岸の主要港へ輸送する。
中国鉄道によると本21年上半期に計7377本の中国発ブロックトレーンが運行され、約70万7000TEUのコンテナが欧州向けに輸送されているという。