商船三井(MOL)は8月18日、豪州の大手エネルギー企業Origin Energy (本社:Sydney)と再生可能エネルギー由来のアンモニア(以下、グリーンアンモニア)のサプライチェーン構築について、共同検討を行うための覚書を締結したと発表した。
Originは2026年の輸出開始を目指しているタスマニア州Bell Bayにおけるグリーンアンモニア輸出プロジェクトを含め、複数のグリーンアンモニア・水素のプロジェクトを検討している。
MOLとOriginは本21年12月を目途として、グリーンアンモニアの海上輸送手段や、日本やアジアにおける需要について調査を行い、サプライチェーン構築における課題を共同で検討する。
アンモニアは燃焼時にCO2を排出しない次世代のクリーンエネルギーとして、また水素輸送手段としての「水素キャリア」として注目されている。