SGホールディングス(SGHD)は8月11日、グループ傘下の不動産賃貸・管理・開発事業会社SGリアルティが東大阪市に新施設「SGリアルティ東大阪」を開設したと発表した。
同施設は、LED照明などによる省エネルギー化を推進するほか、太陽光発電システムと蓄電池設備を導入するなど、環境に配慮したサステナブルな物流施設として「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」の最高ランクである「ZEB」認証を取得している。
また、太陽光パネルからの電力を蓄える蓄電池設備とあわせて、緊急地震速報の受信機器を導入するなど、BCP(事業継続計画)にも配慮された設計となっている。
なお、立地エリアは大阪中央環状線や阪神高速東大阪線など主要道路の結節点となっているため、大阪府全域への広域配送に最適という。
同施設には、SGHDグループでデリバリー事業を担う佐川急便と、ロジスティクス事業を担う佐川グローバルロジスティクスが入居する。そのため、3PLから宅配まで、環境に配慮したワンストップ・サービスが提供できるとしている。写真は施設外観。
■SGリアルティ東大阪
住所:〒578-0983 東大阪市吉田下島1-10
竣工:2021年7月30日
延床面積:7万8216m2
構造:鉄骨造
