DSV Panalpinaは8月16日、中東系物流大手Agilityの一般貨物部門Global Integrated Logistics(GIL)事業の買収を完了したと発表した。DSVはことし4月下旬に、GIL買収を発表していた。
GILは一般貨物の航空/海上/トラック輸送およびコントラクト・ロジスティクスサービスを主体とする事業。
今回の買収ではGILの企業価値を約302億デンマーククローネ(DKK、約5223億円)、株式価値を約296億DKK(約5119億円)と評価した。
DSV PanalpinaとAgility GILの売上高の単純合算は約1600億DKK(約2兆7672億円)で、DB Schenkerを抜いてDHL(DHL Global LogisticsとSupply Chain)、Kuehne+Nagelに次ぐ世界第3位の3PL企業となる。
また、両社を合わせると世界90ヵ国以上で、計7万5000人の従業員数に達すると見られる。