国際自動車流通協議会(iATA)の発表によると、21年7月の日本の中古車輸出は前年同月比22.8%増の10万5952台で、4ヵ月連続でプラスとなった。仕向地別では、主要30ヵ国のうち8ヵ国が前年同月から2倍以上増加した。21年7月までの累計は71万1727台(前年同期比26.2%増)。
仕向地トップ5は表の通りで、唯一マイナスとなったUAEは、コンテナ輸送のスペース/コンテナ不足、運賃高騰が影響したとみられている。
UAE向けの中古車輸出はコンテナ船による割合が非常に高く、昨20年上半期の同国向け中古車輸出のコンテナ輸送の割合は92%であった。ところが、最近のコンテナ船のスペース不足によって、21年上半期は49%にまで減少している。
日本の中古車輸出はRoRo船とコンテナ詰めの両方で輸送されており、通常であれば全体の3〜4割がコンテナ船で輸送される。しかし、コンテナ船のスペース不足などの影響によって、本21年上半期はコンテナ化率が22%にまで落ち込んでしまった。
荷動き増加が続く中古車輸出であるが、今後はUAEのようにコンテナ輸送の割合が大きい仕向地はコンテナ船スペース不足などの影響を受ける可能性があり、荷動き減少が懸念される。