神原ロジスティクスは福山国際コンテナターミナル(CT)に隣接する自社物流センター内に、新たに危険物倉庫(写真)を建設し、10月5日に竣工式を行った。
同倉庫は1棟1000�屐幣男彬ゝ�制上限)で約1100パレットの収容能力があり、消防法危険品第4類(引火性液体)に対応して、防爆構造で火災報知用の差動分布型感知器、不活性ガス(二酸化炭素)の消火設備などを備えている。
建屋半面は個別ピッキングの効率化を図るため、4段積載の移動ラックを配備し、もう半面は多様な荷姿に対応するためフリーレイアウトのスペースとなっている。さらに、荷物の保管や仕分けのプロセスを管理する情報システムを導入する。
同社では危険物倉庫の本格運用に伴って、業界最大手の日陸(東京都)と協調し、危険物輸送の安全性や効率を高めるノウハウを習得するとしている。
危険品分野では、リチウムイオン電池の用途が増加しているほか、化学品メーカーによる倉庫需要が高まっているが、中四国地区には危険物倉庫が少ない。
そのため、神原ロジスティクスでは新倉庫のほか、神原汽船が運航する日中間の定期コンテナ航路を活用して、中四国地区の危険物の輸出入における通関/保管/配送までの一貫物流体制を整える。
宮��裕司社長は、「立地の良さ/大型の保管能力/日陸との連携を生かして、従来注力してきた繊維など一般貨物や造船資機材に次ぐ、第3の柱として危険物事業を育てたい」と意気込みを語っている。
