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上海港向けリーファー・危険品貨物のブッキング一時停止が拡大
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上海港向けリーファー・危険品貨物のブッキング一時停止が拡大

 上海ロックダウン(都市封鎖)の長期化と厳格な感染対策により、上海港では貨物の積み出しがままならなくなり、ヤード内における貨物滞留が続いている。

 特にターミナル内で蔵置場所が限られる危険物およびリーファーの蔵置キャパシティが逼迫し、一部の日中航路の運航各社が、上海向けリーファー貨物と危険品のブッキングを一時停止した。

 まず4月1日に、T.S.Linesが上海向け(トランシップ含む)の危険品・リーファーのブッキングを一時休止すると発表、その後、4日に神原汽船(その後13日にはブッキング済みの貨物についても輸送を一時停止)、11日に上海民生輪船有限公司(日本総代理店:三井倉庫)が同様の発表を行い、12日にはコスコシッピングラインズジャパンが危険品の輸出入貨物の引き受けを一時停止した。

 Maerskは14日から上海向けのリーファー・危険品の新規ブッキングを停止している。同社は目的地変更および予約キャンセルに関するチャージを無料にすると発表している。

 またCMA CGMも、上海向けのリーファー・コンテナを他の代替港へ決定した顧客に対し、仕向地変更(COD)の手数料を免除すると発表しているほか、Hapag Lloydも上海からの輸出予約のキャンセル料を無料にする。

 さらにOcean Network Express(ONE)によれば(4月14日発表)、上海の状況は改善されておらず、リーファー・プラグのキャパが不足しているだけでなく、トラック輸送の制限によりターミナルは依然として混雑している。

 ONEでは貨物の遅延や損傷を防ぐために、目的地を変更することを推奨しているほか、貨物の船内保持(ROB)や船積み港への回送も手配するとしていて、各船社が対応に追われている。

Last Updated : 2022/04/22