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MOLがバイオディーゼル燃料の供給・利用で資源大手Trafiguraと協働
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MOLがバイオディーゼル燃料の供給・利用で資源大手Trafiguraと協働

 商船三井(MOL)は、100%出資会社MOL Chemical Tankers Pte. Ltd.(以下、MOLCT)と資源商社大手Trafiguraおよび同グループ舶用燃料供給会社のTFG Marine Pte. Ltd.との4社で、世界各地の補油港におけるMOLCT運航船への本格的なバイオディーゼル燃料(BDF)供給について共同検討するための覚書を締結したと、このほど発表した。

 この覚書に基づいて、4社はMOLCT運航船隊のBDFの常時使用を可能とする世界的なBDF供給体制の構築を目指し、検討を進めていく。

 共同検討の一環として、MOLCTが運航するケミカルタンカーNiseko Galaxyにより、TFG Marineが供給したBDFを使用する試験航行を開始した。同船は3月上旬にオランダRotterdam港で約200トンのBDFを補油、欧州を出航して揚地の米ガルフまでの大西洋上で試験航行に成功している。

 今回使用したTFG MarineのBDFは、船舶の既存のディーゼルエンジンの仕様を変えずに使用でき、従来の舶用重油に約3割の比率で混合することで、25〜30%のCO2排出量削減が見込めるという。

 MOLグループでは、「2050年までの“ネットゼロ・エミッション”の目標達成に向けて、BDFを化石燃料に替わる有効な代替燃料のひとつと位置付けている。MOLとMOLCTは今後、BDFの導入促進を積極的に行い、海上輸送過程での温室効果ガス排出削減に貢献していく」としている。

Last Updated : 2022/04/29