TOPページ
日本の貿易収支が2年ぶりの赤字に
 (5/6) DHLジャパンが日本GLPと東京DCの契約を2042年まで更新
 (4/29) 日本郵船がLPG燃料のVLGCシリーズ3隻目を建造へ

日本の貿易収支が2年ぶりの赤字に

 財務省が4月20日に発表した2021年度の貿易統計(速報値)によると、日本の同年度輸出額は85兆8785億円(23.6%増)、輸入額は91兆2534億円(33.3%増)という結果になり、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は5兆3748億円の赤字となった。これは2年ぶりの貿易赤字。

 輸出額、輸入額とも過去最高になったが、これは貿易通貨であるドル相場が20年度平均の1ドル106円台から、21年度は112円前後と、円安基調だったことが数字面で影響しており、実態貿易はそこまで増えてはいないと推測できる。

 ただ、貿易収支の赤字幅はかなり大きい。主たる原因は、火力発電用に輸入が減らせない化石燃料について、国際価格の高止まりが続いたことがあると見られ、7年ぶりの赤字の大きさとなった。

 輸出で伸びた主な品目は下表のとおり。

 同じ輸出について地域・相手国別にみると、アジア域内向けが49兆7362億円(22.8%増)で全体の6割弱を占めており、地域別では最大。中でも中国向けが18兆2690億円(14.9%増)と過去最高を更新。

 米国向けは15兆4173億円(23.9%増)となり、ほぼ新型コロナウイルス前の水準に回復している。EU向けは7兆9258億円(24.5%増)で、ドイツ向けの2兆3353億円(23.9%増)が最大だった。

Last Updated : 2022/04/29