Maerskは5月16日、中央アジア経由のアジア発・欧州向け複合輸送サービスを4月から開始したと発表した。ウクライナ侵攻によって経済制裁が課されているロシアを回避するルートを提供する。
同サービスは、アジアの貨物を中国各地からカザフスタン/アゼルバイジャン/ジョージア/ルーマニアを経由して約40日で欧州各地へ、トラック/鉄道/海上を利用した複合輸送を行う。
中国からの鉄道輸送はカザフスタン国境のKorgasを通過後、Aktau(カザフスタン)からBaku(アゼルバイジャン)までカスピ海をバージ輸送する。
Bakuからは再び鉄道でジョージアのPoti港へ輸送、MaerskグループのAPM Terminalsが運営するPoti港からはルーマニアのConstantza港へフィーダー輸送し、Constantzaから欧州各地の最終目的地まで鉄道とトラック輸送を行う。
4月の第1便では日用雑貨や自動車関連、家電製品などを輸送した。Maerskでは「混雑する航空/海上の代替ルートして顧客のサプライチェーン維持に貢献できる」としている。