中国・上海市は6月1日、都市封鎖(ロックダウン)を約2ヵ月ぶりに解除した。
市民の自由な外出を認めるほか、公共交通機関や商業施設も一斉に再開したものの、商業施設などに入る際には72時間以内のPCR検査の陰性証明を求めるなど厳格な管理体制は継続する。
これにより停滞していた経済活動が再開し、生産面は急ピッチで回復しそうだ。
その一方、物流面では、上海市周辺でのトラック運転手不足や港湾の混乱などで全体的な物流がすぐに元に戻るとは考えにくく、物流の停滞に伴い、各地での滞留貨物の解消や、寸断されたサプライチェーンの正常化には一定の時間がかかるとみられる。