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ドイツ、ベルギーのハブ港でストライキ発生、混雑深刻化の懸念
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ドイツ、ベルギーのハブ港でストライキ発生、混雑深刻化の懸念

 北欧州港湾の混雑が悪化、欧州航路のスケジュールの順守率は大きく低下し、航海日数も増えている。

 対ロシアの経済制裁により、EU・英国税関当局が貨物検査を厳格化したことに加え、シンガポールなどアジア側のトランシップ港の混雑が要因とされている。

 また、欧州の陸側では、輸送が一時停止されたロシア向け貨物の滞留により倉庫スペースが圧迫されたことに加え、ウクライナ人ドライバーの帰国でドライバーが不足している。

 混雑はBremerhaven/Hamburg/Rotterdam/Antwerpなどのハブ港で顕著となっている。搬入後のヤードでのコンテナの一時保管日数は、通常は3日だが、現在は6〜7日を要しており、Hamburg港には貨物が山積みの状態になっているという。

 そこへきて、6月16日にHamburg/Wilhelmshaven/Bremerhavenなど独港湾でストライキが行われた。労働組合ver.diとターミナルオペレーターで構成されるドイツ港湾中央協会(ZDS)との間の労使交渉が難航したことによるもので、当日の荷役作業には大きな影響が出たほか、スト中はトラックによるコンテナ搬出入や周辺の道路交通にも遅延や渋滞などが発生したもようだ。

 また6月20日には、Antwerp-Bruges港でロシアのウクライナ侵攻などの影響による物価高騰へ対応を求め、労働組合が24時間のストに入った。さらに英国では21、23、25日の3日間で賃上げなどを求める鉄道業界の労働者のストが実施された。

 北欧州諸港では混雑が顕在化していることに加え、インフレなどを背景に労使の緊張感が高まりつつあり、物流混乱のさらなる深刻化が懸念される。

Last Updated : 2022/07/01