商船三井(MOL)は8月3日、国立研究開発法人国立環境研究所(国環研)と、船舶燃料油に関する共同研究を開始したと発表した。
MOLと国環研は双方がもつ燃料油分析結果や研究結果データを組み合わせることで、今後約3年をかけて船舶機関の安定運転を行うための燃料品質試験や調査を実施していく。
ここで得られた結果をデータベース化して、燃料油成分の違いによる環境への影響予測や、船舶トラブル時の油濁リスク回避を図る。また、今後のクリーン代替燃料の一つであるバイオ燃料も調査対象としていく予定。
なお、今回の研究では、MOLの技術研究所が開発・運用する燃料油分析管理システム「BUNKER HUB」上のビッグデータとの連携も行う。同システムは、クラウド上での“個船別・地域別分析結果”、“オフスペック燃料発生エリア分布”など統計データの一元管理、また場所時間を問わないオンラインでの分析データ確認を可能とするもの。