中国の交通運輸部がまとめた中国港湾におけることし上半期(1〜6月)のコンテナ取扱量は、全国合計が前年同期比3.0%増の1億4231万TEU、うち沿海諸港は3.0%増の1億2562万TEU、内陸河川諸港は3.0%増の1669万TEU。各月では、4月を除くすべての月が前年を上回る好調ぶりとなった。
世界最大のコンテナ港湾である上海は、上海ロックダウン(都市封鎖)の影響により、前年同期比1.7%減の2254万TEUとなった。ただ、封鎖が解除された6月は379万TEUと前年同月比で11.5%の伸び率となり、急回復を見せている。
2位の寧波・舟山港は、8.7%増の1747万TEUと好調に推移し、過去最高を更新した。上海港の封鎖管理により、代替輸出入による迂回が進み、寧波舟山港の取扱量の増加につながった。
実際、トップの上海港とのコンテナ取扱量を比べると、1〜3月までは毎月100万TEU以上の差があったが、上海封鎖により寧波への貨物シフトが顕著になった4月に入り、その差は5万TEUと一気に縮小し、さらに5月にはわずか3万TEUまで縮まった。
また、寧波と同様に、上海封鎖による代替港として使用された深センも4.6%の伸び率となったほか、青島と天津も前年を上回った。
上位港の荷動きを見てみると、上位10港のうち6港が1000万TEUを突破、コロナ流行前の19年上半期と比べても、10港すべての港が19年上半期実績を上回るなど、堅調な荷動きで推移している。