日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2022年6月のコンテナ荷動き」は、アジア発の往航が前年同月比9.7%減の133.0万TEUで5ヵ月連続でマイナスとなった。6月までの上期実績は前年比4.7%減となっている。
6月のアジアの積み地は、東南アジア積みが2.0%増であったが、中華地域が9.3%減、北東アジア(日韓台、極東ロシア)が27.2%減と、中国と極東地域が大幅に減少し、全体の荷動きもマイナスとなった。
海事センターは「欧州での消費が伸びないことに加え、ロシア・ウクライナ関連貨物の減少が荷動きを押し下げるひとつの要因になっている」とした。
一方、欧州発の復航は21.9%減の51.6万TEUで12ヵ月連続のマイナス、6月までの累計は前年比15.7%減となっている。アジアの揚げ地は、中華地域揚げが29.6%減、北東アジアが12.3%減、東南アジアが11.9%減と全地域が2桁マイナスとなった。
