日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2022年7月往航と5月復航の速報値を発表した。
7月の往航は前年同月比6.4%増の193.1万TEUで、7ヵ月連続で前年比プラスとなった。
アジア側の積み地は、トップの中国積みが前年同月比12.2%増、3位のインドが20.2%増の2桁プラスとなり全体の荷動きを牽引した。このほか、韓国(9.7%増)やタイ(4.2%増)がプラスとなったものの、ベトナム(7.2%減)、台湾(8.4%減)、日本(7.6%減)などがマイナスとなっている。
品目別では上位10品目のうち8品目がプラスとなったが、1位の家具・寝具が13.2%減と大幅なマイナスを記録、また、3位の機械類が2.1%減であった。この家具・寝具は、ベトナムから米国向け貨物の主要品目であり、ベトナム積みの減少は同品目が落ち込んだことが影響したとみられている。海事センターでは、「米国では巣ごもり需要から消費動向が変化している」として、今後、米国の消費動向の変化が荷動きに影響すると注視している。
一方、5月の復航は6.4%減の51.9万TEUで12ヵ月連続のマイナス。アジア側は主要な揚げ地のうち韓国(1.1%増)とインド(25.2%増)はプラスであったが、そのほかは軒並みマイナスとなった。なかでもトップの中国揚げは12.4%減の2桁減となり、5月までの累計でも15.1%減と低迷が続いている。
