Maerskは8月31日、香港の大手コントラクトロジスティクス企業のLF Logisticsの買収を完了したと発表した。買収額は36億ドル(約5000億円)。
LF Logisticsは香港の国際輸出企業Li & Fungが78.3%、シンガポールの投資会社Temasekが21.7%の株式を保有する非公開企業。従業員は1万人以上。
複数ルートで受注から配送の一連の業務を行うオムニチャンネル・フルフィルメントやeコマース、内陸輸送などを強みにアジア全域にネットワークを展開している。
LF Logisticsの223の倉庫が加わることで、Maerskの拠点は世界で合計549施設、総面積950万m2になる。
MaerskはLF Logisticsの買収によって、2026年末までに国内物流事業の売上高とEBITDA(金利+減価償却費+税引前営業利益)が2倍以上になると予想していて、「急成長するアジアの消費者市場に独自のサービスを提供することができるようになる」としている。
またMaerskは、LF Logistics買収の一環として、Li & Fungと戦略的パートナーシップを締結して、包括的なエンド・ツー・エンドのグローバル・サプライチェーン・サービスを、Li & Fungが上流、Maerskが下流を担う形で開発するとしている。