Hapag-Lloyd(HL)は10月4日、チリを本拠にターミナル・ロジスティクス事業を展開するSM SAAM S.A. の子会社2社を買収すると発表した。
ターミナル事業を行うSAAM Ports S.A.と物流事業を展開するSAAM Logistics S.A.の株式100%を取得するもので、買収額は10億ドル(約1440億円)。競争当局などの認可取得を経て取引を完了する計画としている。
SAAM Ports S.A.は1960年に設立され、米州においてターミナル/物流/曳船事業を展開している。ターミナル事業では北米・中南米の6ヵ国で計10ターミナルを運営し、21年のコンテナ取扱量は合計350万TEUを誇る。
物流事業についてはチリの5拠点でターミナル事業を補完する形で展開中で、SM SAAMが運営するタグボートサービスや航空物流事業は買収の対象外となる。
HLは今回のSM SAAM買収により、ラテンアメリカでのプレゼンスをさらに向上させ、ターミナル事業の強化を図ることになった。