Maerskのアジア太平洋地域マネージングディレクターのDitlev Blicher氏が来日し、8月末に買収手続きが完了した香港のLF Logisticsとの統合について日本支社で会見を開いた。
同氏は、「アジア地域はこれまでの生産拠点からeコマースの拡大などで消費市場へと成長している。今後のアジアでの市場拡大に向けてネットワークの見直しが必要となる」と述べた。
さらに同社が進める総合物流において、顧客ニーズに対応したサービスを提供していく一環として今回の買収に至ったとし、「高品質で競争力のあるサービスをアジアで展開するLF Logisticsの事業がMaerskの戦略に一致した」と説明、買収によってアジア域内でのサプライチェーン機能強化の意図を示した。
LF Logisticsは中国を中心としたアジア14ヵ国で事業を展開しており、従業員数は約1万人、223ヵ所の物流施設を持ち、施設の規模は計270万m2となる。買収後のMaerskグループの総施設面積は約600万m2に拡大し、併せて人員を増強して事業を強化する。
Maerskは現在、LF Logisticsとの統合作業を進めており、23年の第1四半期の作業完了を目指している。写真はBlicher氏(右から2人目)と、同席した日本支社の西山徹・北東アジア地区CEO(左端)。
