米大手鉄道会社と全米の鉄道関係労働組合との賃上げをめぐる交渉で、米国の国際トラック運転手労働組合チームスターの整備員部門であるBrotherhood of Maintenance of Way Employees Division(BMWED)は11月9日、ストライキを起こせない「現状維持」期間を従来の11月19日までから、未投票の2労組に合わせて、12月初旬まで延長すると発表した。
BMWEDは10月10日、米鉄道の雇用者側を代表して交渉に臨んでいる全米輸送会社会議委員会(NCCC)との暫定合意を投票で拒否している。
NCCCと対立している米国2大鉄道組合の機関車電車工同盟(BLET)と板金・航空・鉄道・運輸組合輸送部門(SMART-TD)が投票で暫定合意を可決した場合、BMWEDと同じく暫定合意を否決したBrotherhood of Railroad Signalmen(BRS)の現状維持期間に合わせ12月4日まで延長する。
ただし、BLET、SMART-TDが否決した場合はBLET、SMART-TDの現状維持期間に合わせて12月8日まで延長するとしている。
NCCCと米鉄道労組は9月16日に暫定合意に達したが、現時点で、12労組のうち7労組が批准を可決、3労組が否決、2労組が投票待ちとなっている。