日本郵船(NYK)およびグループ企業のMTIと、フィンランドの船舶技術コンサルタント会社Elomatic Oyとの3社は、アンモニア燃料船に改造・転換することが可能なLNG燃料船“アンモニアReady LNG燃料船”の建造をめざすプロジェクトにおいて、新たにケープサイズバルカーとVLCC(大型原油タンカー)型のコンセプト設計フェーズを完了した。NYKが11月28日に発表した。
3社は2021年9月にアンモニアReady LNG燃料船のプロジェクトを開始しており、ことし3月にはプロジェクトの第1段階として、自動車専用船とポストパナマックスバルカーのコンセプト設計を完了していた。今回、この1.5段階目としてケープサイズバルカー/VLCCのコンセプト設計を完了したもの。
NYKによると、アンモニアReady LNG燃料船では、従来のLNG燃料船と比べて新造時からアンモニア燃料船への改造時までの全体コストを低減することが可能で、ケープサイズバルカーでは12%、VLCCでは25%、費用を抑えることができるという。
今後3社は、プロジェクトの2段階目として、コンセプト設計をもとに造船所や船舶用機器メーカーと実際のアンモニアReady LNG燃料船の設計を進めていく計画。