日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2022年9月のコンテナ荷動き」は、アジア→欧州の往航が前年同月比20.3%減の109.6万TEUで8ヵ月連続でマイナスとなった。ひと月の荷動き量が2桁減となるのは20年5月(18.0%減)以来となる。
9月のアジアの積み地は、東南アジア積みが前年同月比5.1%増とプラスを維持したものの、中華地域積みが24.0%減、北東アジア(日韓台、極東ロシア)積みも22.0%減と、ともに大幅なマイナスを記録したため、全体の荷動きも2割減となってしまった。
こうした荷動き減少に伴いスポット運賃も大きく下落、40'コンテナの運賃で上海→Rotterdamが68.8%減、上海→Genoaが63.5%減と前年同月から5割以上も下がっている。
一方、欧州→アジアの復航は15.0%減の53.3万TEUで15ヵ月連続のマイナス。アジアの揚げ地は、中華地域揚げが21.7%減、東南アジアが4.7%減、北東アジアが9.8%減と全地域がマイナスとなった。
